1993-04-27 第126回国会 衆議院 環境委員会 第9号
それで、十一月十二日には、厚生省の食品衛生調査会水俣食中毒部会の答申が出ています。その答申を見ると、「水俣病は魚介類を多量に摂取することによっておこる中毒性疾患であり、その主因をなすものはある種の有機水銀化合物」と書いてあるのですね。 なぜ工場排水の水銀含有量などの全国調査の結果を即公表しなかったのですか。これは公表しておったら事態はうんと違っただろうと私は思う。
それで、十一月十二日には、厚生省の食品衛生調査会水俣食中毒部会の答申が出ています。その答申を見ると、「水俣病は魚介類を多量に摂取することによっておこる中毒性疾患であり、その主因をなすものはある種の有機水銀化合物」と書いてあるのですね。 なぜ工場排水の水銀含有量などの全国調査の結果を即公表しなかったのですか。これは公表しておったら事態はうんと違っただろうと私は思う。
食品衛生調査会水俣食中毒部会はいつどのような答申を出されたのか、御説明いただきたいと思います。
食品衛生調査会水俣食中毒部会が解散される直前、すなわち十一月の十日ですよ、通産省軽工業局長から厚生省公衆衛生局長あてに「水俣病の対策について」という文書が出されていたと思うのです。
「水俣病について、原因は「ある種の有機水銀による中毒」との結論を熊大医学部研究班を中心とする食品衛生調査会水俣食中毒部会が出したのが昭和三十四年七月ですが、私が厚生大臣に就任した昭和四十二年十一月までに」、三十四年に答申しておるのに、園田さんが就任しました四十二年までに「政府はなんら目立った政策を打出していませんでした。」
御承知でございますが、昭和三十四年の十一月十二日、厚生大臣の諮問機関であった食品衛生調査会水俣食中毒部会、これが最終答申を出した。これはもう御承知のとおりであります。簡単に申し上げますと、水俣病の発生物質は有機水銀でその毒物は水俣湾の魚介類の中にある、こう結論づけた答申が昭和三十四年十一月の十二日に出されております。
そこで、いま経済企画庁からお答えになったその問題についてでありますが、厚生省の食品衛生調査会水俣食中毒部会、これが三十四年の十一月十二日に答申を出して直後、翌日の三十四年の十一月十三日、この諮問機関水俣食中毒部会を解散した。これは一体どういう理由で解散したのですか。
そこで、工場側におきましても非常に心痛いたしましていろいろ対策は講じておると思いますが、さらに、熊本県におきましても、これを取り上げて、そうして厚生省にいろいろ話をいたしましたところ、厚生省は、その対策といたしまして、熊本大学を中心にするところの食品衛生調査会水俣食中毒部会なるものを作りまして、そこでその原因究明をいたしておるのでございまするけれども、遺憾ながらまだそれを完全に究明されておらないのであります
そこで、私は、非常に時間が迫っておりますので、前置き等の言葉を抜きにいたしまして、直接まず第一に厚生省にお尋ねいたしますが、厚生省の諮問機関であるところの食品衛生調査会水俣食中毒部会が、熊本大学の方で出しました、有機水銀にこの原因があるということを、九九%の自信を持って結論づけておるということをわれわれ聞いておる。